南国のブログ

東南アジアのキラキラしていない駐妻やってます。在住者目線のシンガポール・マレーシア情報をつづります。

ぶっ倒れてシンガポール人の優しさに泣けた話

スポンサーリンク

 久しぶりに日記っぽいものを。

普段から、シンガポールの人は親切だなぁと思うことが多くありますが、(道を聞いたら必ずこたえてくれる、子どもにバス・電車の席を譲ってくれるなど)、先日こんなことがありました。

 

 ここのところずっと体調不良で家に引きこもっていたのですが、おもちゃのWarehouseセールがあると友人に誘ってもらい、出かけることに。その2〜3日前から体調もよくなり「元気もでてきたし、タクシーで行けば大丈夫だろう」と甘くみておりました。

 会場につき、予想以上の安さと久々の買い物に興奮しつつ、物色していると急に目の前が砂嵐に。

こりゃやばい、と思い友人に「やばい気持ち悪くなってきた、ちょっとトイレ行ってくる…」と言ったまでは記憶があるのですが、次の瞬間気が付くと、天井を見上げていました。

どうやら気を失い、近くの商品をなぎ倒して派手に倒れてしまったよう。

私を心配そうに見ている友人と店員さんを見て、「あれ、私倒れちゃったらしい」と気が付きました。

 

 矢継ぎ早に「大丈夫か?」「大丈夫か?」と言ってくれる店員さん2~3名、1人がすぐに椅子を持ってきて座らせてくれ、男性の店員さんは私がなぎ倒した商品を直してくれていました。(すみませんほんとにすみません)

 

「飴を食べる?」「水を飲む?」「医者を呼ぼうか?」と皆で心配そうに聞いてくれて、「あーーやばいめっちゃ心配かけてる…」と思いながらも、まだボーっと意識が定まらず、また気持ちが悪くなってきて、座っていられなくなりました。

「トイレに行かせて…」というと、友人と店員さんが両脇を支えて連れて行ってくれることに。

しかし、目の前が砂嵐なのは変わらず、わお、目開けてるのに何も見えない。気持ちは悪くなる一方、息もゼエゼエ苦しい。

 こりゃいかん…もう無理だと思い、トイレの前で

「ごめん立ってるの無理だわ、ここでいいから横にならせて…」と伝えると、付き添ってくれていた店員さんが「上にオフィスがあるから、そこで休んで!!」と支えて連れて行ってくれました。

 

 連れて行ってくれたのは、なんと社長室の一角。少し恐縮しながらもソファーに横になっていると、一人のおばちゃんが何かをもって入ってきます。

朦朧とした意識の中でよく見ると、シンガポール定番のあの万能薬。

             f:id:yu-1218:20161014171514p:plain

             ※画像はお借りしました

↑厳密にはこれじゃなくて、もっと中国語満載のやつだった

 

 それを私のこめかみに塗り込み、頭を優しくマッサージしてくれました。スーッとして気持ちいい。

そして、おばちゃんはカップに入った温かい砂糖水を持ってきて、寝ている私にスプーンでゆっくりと飲ませてくれたのです。「ゆっくりでいいから、ゆっくり飲みなさい。ちょっとスイートよ」と言いながら。これを2回持ってきてくれました。

 

 結局、20分程休ませてもらい回復したので、友人にタクシーを呼んでもらって帰ることに。帰り際に友人と、先ほどのおばちゃんにお礼を言おうと探すと…、なんとおばちゃん、副社長室らしき立派なお部屋でPCに向かって座っているではありませんか!

お、おばちゃん副社長だったの!!(すごくラフな格好をしているので全然わからなかった…)

 

 と衝撃を受けつつ、お礼を言ってオフィスを後に。

(オフィスを出る時も、店員さんたちが「本当に大丈夫か?」と心配してくれてました。)

 

ちなみにタクシーに乗るまでも、友人と一緒に店員さんが支えてくれて、

「タクシーはもう来てるの?大丈夫?」

「ここは段差があるからこっちから行きましょ」

「帰ったら念のため、病院に行ってね!!(これ何度も言ってた)」と声かけをしてくれながらサポートしてくれました。

 

一緒にいて終始助けてくれた友人にももちろん感謝でいっぱいなのですが、客とはいえまったく初対面の外国人をここまで介抱してくれたお店の人たちの優しさに感謝する1日となりました。

 

「客だから、日本人だからでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、(前にタクシーの運転手に「シンガポール人が日本人に親切なのは金を落としてくれるからだよ笑」と言われたことがある)、それでもお仕事中にここまで親切にしてもらえるって、すごい事だなと思った出来事でした。

 

 特に副社長のおばちゃんは、年齢的におそらく日本人をよく思わない人も多い世代の方だと思うんです。

「あれ、ここは病院だったかな…」と思うほど親切にしてもらい、なんだか実家の母や祖母を思い出して少しウルっときてしまいました。

 (もちろん、治安がいいと言われるシンガポールでも盗難など犯罪があるのは事実。私がとてもいい人たちが集まっている場所で倒れた、ということは自覚しております。)

  今度菓子折りでももってお礼に行かねばならんな!

 

あ、ちなみに私が倒れた原因は脳貧血でした。

普通の貧血とは違い、ざっくり言うと「低血圧などが原因で頭に血がのぼらず脳が酸欠状態になり意識を失う」という状態です。妊娠中に多いようです。皆さまもお気を付けください。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
にほんブログ村
ランキング参加しております。
クリックありがとうございます。